桑原浩

花を挿したい気持ちが
技術習得に繋がる


桑原 浩 2016年入社
技術指導課 課長

入社したきっかけは?

入社したきっかけは?

以前は他県で7年ほど葬儀花屋に勤めていました。 当時勤めていた花屋がフレシードとお付き合いがあり、研修に行かせてもらったり、何度か一緒に仕事をする機会がありました。 その繋がりで、当時勤務していた花屋の退職を考えていたときに、フレシードから声をかけてもらったのがきっかけです。


勤務先が地方から東京に変わることは、ハードルが高く感じませんでしたか?

未知の世界でしたね。地域によって葬儀の有り方が違うので。 ただ地方で点々と他の花屋に勤めるよりは、確実に学べる場だと思いました。 自分は「祭壇を挿したい」という想いがあり、花を挿せる時間も機会も増えるだろうし、 基本的にはプラス要素しかないと思い、東京に来ました。 なので、そこまで不安とかネガティブな感覚はありませんでした。
フレシードの技術レベルについて

他店に勤務していたとき、フレシードの技術レベルはどう見えましたか?

高いと感じました。ホームページに掲載されている祭壇を見てもレベルは高いと感じました。 自分が学ばなくてはいけないものばかりだと思いました。


入社後6年が経ち、順調にステップアップし、課長職という立場でいらっしゃいますが、 ご自身で現在の環境についてどう思われますか?

もちろん、自分が課長にふさわしいからなったという自覚は全くないです(苦笑) 入社して6年経った中で、ほとんどの社員が現場に行く中で、僕は8~9割が社内で作成。 社内生産です。正直、技術的な差はあったとしても、トータルバランスで見ると、僕と僕の直属の部下とはそんなに差はないと思っています。
技術レベルの向上について

桑原さんのようにトラック祭壇をさせるぐらいの技術レベルを上げていくには どうすればいいですか?

うーん、、、恐らく新しく入社される方たちは「教えてもらったら挿せる」と思っていると思うんですよ。 それは間違ってはいないですが、何年で挿せるようになるとかは言えないですが、極論で言えば、毎日練習です。 他の職種、例えば料理人とかにもレベルアップにコツとか、近道はないしと思うし、 本当に挿せるようになりたいのなら、毎日挿すしかない、というのが極論です。 騙されたと思って、毎日花を挿せば、絶対にうまくなります。 そこに個人差はあると思いますが、どれだけ自分のプライベートと相談してやるか、自分の時間を投資してやるか、だと思います。 それが技術の習得に関係してくるんじゃないですかね。 普通のレベルの仕事は通常の勤務中に学べると思いますが、プラスアルファで自己投資をする人が技術の習得には一番近いと思います。
桑原さんのデザイン画

桑原さんは絵が上手ですが、絵が上手な人はこの仕事に向いてますか?

向いていると思います。自分で絵が描けると想像から具現化しやすいと思うので、挿せる引き出しが増えると思いますよ。 方眼紙に段組み(花祭壇の図面)を描いて、ゼロから自分で組み立てを起こすことができ、イメージしやすいと思います。 花を挿したいという気持ちがあるのなら、美大生とかは向いているかもしれません。
作業風景